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​龍居由佳里

プロフィール

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脚本家

龍居由佳里

たつい・ゆかり

脚本家。1958年東京都生まれ。
東洋大学文学部卒業後、にっかつ撮影所に入社。
企画プロデューサーを経てフリーの脚本家となる。
脚本作『星の金貨』 『バージンロード』 『ピュア』
『愛、ときどき嘘』 『セミダブル』 『海図のない旅』 『白い影』 
『愛なんていらねえよ、夏』 『砂の器』 
『小さき勇者たち~GAMERA~』(映画) 『今夜ひとりのベッドで』 
『小児救命』 『婚カツ!』 『ストロベリーナイト』(ドラマ&映画) 
『心の糸』『最も遠い銀河』 『二十四の瞳』 
『抱きしめたい!Forever』 『森光子を生きた女』
『ママとパパが生きる理由。』
『四月は君の嘘』

(主宰 松岡より)

龍居さんとは10年ほど前あるお仕事をご一緒させていただき

(残念ながらその企画は形には至りませんでしたが)、

その縁もあり後に伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞の

審査委員をお誘いして以来のお付き合いをさせていただいています。
 

龍居さんはそれまでシナリオの審査員など

一度もやったことがありませんでした。
ましてや脚本の学校などの講師などはもっての外で、

こちらは今に至るまでない、と記憶しています。

もちろん数多のオファーを全部断ってです。
 

なぜか?
 

実は伊参の審査員も最初はお断りされました。

その理由は「ライバルの発掘・育成のためなんて・・・」

ということでした。
 

これを聞いた松岡は思わず笑いがこみ上げました。

「龍居さんのほどの方が新人やアマチュアを『ライバル』だなんて(笑)」

と思ったからです。
 

でも龍居さんは真面目に言ったのです。
 

龍居さんは決して自分がプロだから、

ベテランだからという視点ではなく新しい力や才能、

またその勢いは常に自分を脅かす存在であり、

上も下もなく同一線上にいるのだ、

という感覚を持たれていたのです。
 

僕はその時改めて「この人はすごい。この視点は強い」と思い、

その後もオファーを続け、参加していただいた、という経緯がありました。
 

そして、審査員に入った後の龍居さんはというと、

そのライバル(?)たちのホンを誰よりも楽しそうに読み、

誰よりも真剣に的確に捉え選出しているのです。
 

龍居さんの本質的な「楽しむ」を新しい才能や力、

たとえそれが今は未熟であっても、

龍居さんの「作家」を刺激し、心を躍らせているように感じています。
 

さてさてそんな龍居さんが宿毛に来てくれます。
松岡的には「奇跡」以外のなにものでもありません。
龍居さん人生史上初の講師!
実は私が一番受けたくなっています(笑)

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